学生ランウェイ2025WINTER 実行委員会様
導入事例 本会場と待機エリア、離れた2拠点を映像で直結
学生ランウェイ2025 WINTERで見えた、イベント運営の「見える化」最適解

イベント概要
2026年1月17日(土)になんばHatchで開催された、関西コレクションプロデュースの女子学生参加型イベント「学生ランウェイ2025 WINTER」。
運営チームは、「離れた2拠点の同時管理」という課題に直面していました。
本記事では、現場見守る君の導入により実現した混雑把握と演者移動管理、そして大規模イベントならではの運用設計の学びを整理します。
学生ランウェイ2025 WINTERの特徴
スケール:大型ホールを会場に、数千人規模の観客が来場。
出演者:Z世代に人気のインフルエンサー、恋愛リアリティーショー出演者、人気アイドルグループ等が登場。
登竜門:優秀者は「関西コレクション」のランウェイ出演権を獲得。次世代スター輩出の場として注目。

導入の背景:物理的に離れた2拠点を同時に管理する必要性
最大の課題は、「メインステージがある本会場」と、そこから物理的に離れた「出演者・来場者待機場所」の2カ所を同時に管理しなければならない点にありました。
分刻みの進行の中で、演者の移動遅れは許されません。
加えて、数千人規模の来場者が動くため、待機列の状況も刻一刻と変化します。従来の巡回や無線連絡だけではタイムラグが生じ、正確な状況把握が困難でした。
そこで、この「見えない距離」を埋めるために、LTE通信でどこでも設置可能な「現場見守る君」が採用されました。

導入効果1:リアルタイム映像で先手を打つ人員配置
特に効果を発揮したのが、屋外待機列の混雑状況の把握です。
死角となるエリアを映像で押さえることで、「今、人が増えてきた」「列が落ち着いた」といった波を直感的に把握できるようになりました。
結果として、混雑の予兆に合わせて受付窓口の増設・導線調整を即時に行い、空いたタイミングでスタッフの休憩や配置換えを進めるなど、「映像を見て先手を打つ」運営が実現しました。

導入効果2:演者の移動状況を一目で把握
もう一つの大きな成果が、演者(モデル)の移動管理です。待機場所から本会場に向けて「出発したか」「どのあたりを移動中か」を映像で確認できるため、ステージ進行の調整が格段にスムーズになりました。
スタッフが現場まで走って確認しに行く負荷が減り、運営全体に余裕が生まれた点も重要です。

運用の気づき:スマホ確認の限界と、大型モニターの必要性
一方で、運用の中で課題も明確になりました。今回は本部に大型モニターを置かず、各スタッフのスマートフォンで映像を確認する形でしたが、大規模イベントの指揮系統としては限界がありました。
小さな画面では細部が見えづらく、瞬時の判断が必要な場面ほどストレスが出ます。次回は、本部に大型モニターを常設し、指揮官が同じ大画面で状況を共有する体制が有効です。

結論:情報は「多さ」ではなく「要所の選定」が鍵
今回の導入で得られた重要な知見は、「人間が処理できる情報量には限界がある」という点です。
台数を増やして映像を並べるだけでは、判断が遅れたり迷いが生じたりして逆効果になり得ます。
必要なのは、全てを映すことではなく、判断に必要な“要所(ピンポイント)”を押さえること。
適正な台数と配置、そして運用設計が、安全でスマートなイベント運営を支えます。
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最後に
本事例は、離れた2拠点の連携に映像を活用し、演者の移動管理まで行った応用性の高い運用例です。監視カメラは台数よりも、「どこを見て、どう判断するか」という設計が成果を左右します。
イベント規模・会場導線・運営体制に合わせて、最も効率よく全体を把握できるカメラ配置と台数構成をご提案します。

※イベント概要:学生ランウェイ(GAKUSEI RUNWAY)について
「学生ランウェイ」は、日本最大級のファッションエンターテインメント「関西コレクション」が完全プロデュースする、女子学生参加型のリアルイベントです。
「ランウェイを歩いてみたい」という夢を持つ女子小学生から専門・大学生までが全国から集結し、
ウォーキングレッスンや本格的なステージ演出を通じて、彼女たちの「あこがれ」を「自信」へと変えるステージを提供しています。