2021.06.21 ブログ

目安や容量との関係も解説 防犯カメラの保存期間は何日間?

防犯カメラを設置した場合に、「録画した映像はどれくらい保存しておけばいいか」が気になる方は多いはず。

保存しておけるデータには限度がありますが、本当に消去してしまっていいのか、法律に決まりはないのかなどいろいろと迷うことでしょう。

本記事では防犯カメラの保存期間を解説します。

工事現場の職員や屋外などでの作業業務を抱えている会社の方で、映像をどれくらい保存すべきか分からないという方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

保存期間に明確な決まりはない 

一般的に、映像をどれくらいの期間保存していかなければならないかといった、法律などの明確な決まりは存在しません。

基本的には設置している個人や企業の判断に委ねられており、金融機関などでは保存期間が長い傾向にあります。

例外的に、自治体ごとに街頭防犯カメラなどに対するガイドラインが定められている場合があるので、一度、お住いの市町村について調べてみるといいでしょう。

24時間365日体制で録画を続ける映像をすべて保存しておくことはできませんが、犯罪捜査などで警察に開示を求めれることもあるため、一定期間は保存しておくのが望ましいといえるでしょう。

 

保存期間と容量 

期間を決めるときに大きな要因となるのがHHDなど記録媒体の容量です。

カメラの画質と保存期間で必要量が変わり、それを越えて保存しておきたい場合はSDやバックアップをとります。

画質と保存期間ごとの必要なHDD容量の目安は以下になります。

画質

保存期間

必要な容量

100万画素(30ips)

2週間

1000GB

100万画素(30ips)

1か月半

1000GB

100万画素(30ips)

3か月

2000GB

200万画素(30ips)

2週間

1000GB

200万画素(30ips)

1か月半

2000GB

200万画素(30ips)

3か月

3000GB

 

防犯カメラ映像の一般的な保存期間 

施設や業務別の保存期間は以下でチェックしてください。

防犯カメラ映像の保存期間

  • 街頭:1か月程度
  • コンビニ:1週間~1か月
  • ATM:1~3か月
  • 金融機関:1か月~1年
  • 自宅:一週間程度

上記の設置施設を目安に、期間を決めると良いでしょう。

 

『現場見守る君』ならSDと一緒にクラウドにもデータ保存ができる

『現場見守る君』は建設や物流業界で利用されているレンタルの防犯カメラです。

工期にあわせてレンタル期間が選べ、撮った映像はSDと一緒にクラウドにも保存できるから、容量による保存期間を気にする必要もなく、万一の時もデータが残って安心です。

 

防犯カメラにおけるプライバシー

ここで、防犯カメラにおけるプライバシーがどのようになっているのか気になる方もいるかと思います。

防犯カメラのプライバシーについてより詳しく知りたい方はこちらの記事をご参照ください。

防犯カメラ設置の注意点は?プライバシーで配慮するポイントを解説

 

防犯カメラには適切な保存期間を決めておきましょう

いかがでしたでしょうか?

この記事を読んでいただくことで防犯カメラの保存期間がご理解いただけたと思います。

防犯カメラの保存期間はガイドラインなど特別な定めがない限りは設置者が決めることができます。

とはいえ、あまり短すぎると録画している意味をなさなくなるので、きちんと防犯の役割を果たせる保存期間を選択するようにしてください。

 

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