建築現場からイベントまで幅広い信頼
南越谷阿波踊り振興会様
南越谷阿波踊り振興会様に【現場見守る君】をご活用いただきました!
吉田東光(埼玉県さいたま市、吉田哲久社長)の現場監視カメラ「現場見守る君」の用途が多様化している。建築現場、倉庫や工場、河川管理といった従来の需要に加え、イベント運営でも活用が広がってきた。大人数が集まり、様々な催しが展開されるイベントでは、人員体制の充実が大切だが、現場監視カメラがあることで状況把握の迅速性やスタッフ間でのスムーズな情報共有が可能となる。8月に埼玉県越谷市で開かれた「南越谷阿波踊り」でも円滑な運営に貢献、大入りの祭りを見守った。
レンタル式現場監視カメラである「現場見守る君」は事業開始以来、レンタル台数を伸ばし、直近でも月間稼働台数で前年比約20%増となるなど好調だ。
カメラの用途の1つとして増えているのが、イベントでの運営管理サポートだ。8月に開催された埼玉県越谷市の地域恒例イベント「南越谷阿波踊り」でも採用され、大型イベント運営の黒子として強みを発揮した。
導入背景ときっかけ
南越谷阿波踊りは、今年で38回目を迎えた日本三大阿波踊りの1つ。今回も参加連は地元51連を中心とした計68連が参集。参加・来場者は8月23、24日の両日で約62万人とにぎわった。開催に携わる南越谷阿波踊り振興会の湊谷浩会場設営委員会委員長が「地域振興、まちづくりへの貢献を願って始まった」というように、参加連は全国規模ながら地域密着型でもあることがこの祭りの特徴でもある。
JR南越谷駅近隣の通りを使い、4つの踊りの会場を設営、連が意気軒高に練り歩く。各連が披露する踊りで会場中が熱気に包まれる。踊り手と沿道の観客で沸き立ち、駅周辺の雰囲気は一変する。今回、その各会場に1台ずつと、材料保管倉庫に1台の計5台の現場見守る君が導入された。
昨年の開催時も現場見守る君は導入されており、今年で2年目。もともとの導入のきっかけは、開催委員に関連する企業が新築物件の現場管理補助ツールとして利用していたこと。企業間のつながりが祭りへの導入に結び付いた。
熱気あふれる地域祭りのスムーズな進行に寄与
課題解決への貢献
今年もカメラが設置されることになったのは防犯に加え、スムーズな運営と人員負担軽減への一助としての期待からだ。運営にかかわるスタッフが現場見守る君のライブ映像を通じて、人の流れ、不測の事態などを共有することでトラブ
ルを未然に防ぐ。参加者がより安心して楽しむため、スタッフの運営における不安を解消するための措置となった。導入以前の祭りで課題だったスタッフ間連絡の改善、人員配置の合理化にも貢献した。
湊谷委員長は「人の混雑具合の把握のタイムリー感が得られた。規模が大きいイベントのため、その場での状況把握が大事」と手応えを感じている。今回の祭り期間中は、初日の夕方には激しい雨に見舞われた。そんな天候の急変でも、運営の迅速な状況把握と判断のサポートに役立った。
カメラ活用へのサポート体制
一方で、次回以降のカメラ活用に向けて課題も見据えており、「運営側としては、本番一週間前ぐらいから設置し、準備期間の進ちょくも分かるようにするとよいだろう。また運営チームがよりカメラを使いこなせるようになり、情報伝達の精度向上につながっていけばよい」と話す。
吉田東光としては、カメラ活用のレクチャーなどでもサポートできる体制がある。カメラ供給と合わせた支援が可能だ。
通信無制限など選択肢も多彩
現場見守る君は専用アプリケーションを使用し、スマートフォンやタブレット端末に現場のライブ映像を配信する仕組み。画像データの保管容量の大きさ、録画機能や赤外線暗視機能など、多彩な特徴を持つ。カメラタイプは、専用金具で架設パイプなどに取り付ける「据え付けタイプ」、施工中の建物内などで使いやすい置き型の「ハンディタイプ」と使用環境に合わせて選べ、置き型では屋内向けにより特化した「インドアタイプ」もそろえている。
カメラのラインアップは多様化が進んでおり、直近では通信料無制限を標準としたタイプを追加している。カメラを介した長時間通信の需要や、複数人による通信需要が増えてきたことへの対応。通信料無制限により、複数の現場を管理部門で一括管理することが容易になった。
カメラの機能、ラインアップ多様化に伴い、導入分野も拡充。建築系では新築現場、マンションの大規模修繕などでの活用が広がっている。また人員及び作業合理化を求める倉庫・工場、増水等の異常を安全に把握できる河川管理などでもリピート需要を獲得している。各需要シーンで、人件費抑制、業務効率化、労働時間適正化、現場への資材輸送合理化など、導入により得られるメリットは様々だ。
※日刊木材新聞 2024年9月25日 掲載分 転記
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