大学対抗女子大生アイドルコピーダンス日本一決定戦
『UNIDOL(ユニドル)』における
現場カメラ導入事例:運営効率と顧客満足度向上の両立

UNIDOL(ユニドル)

導入実績イベント業界

全国のアイドルコピーダンスサークルが憧れる夢舞台、「ユニドル」とは

日本唯一の大学対抗女子大生アイドルコピーダンス日本一決定戦です。
2012年に初回大会を開催してから今年で13年目を迎えるイベントで、これまでNHKホールや中野サンプラザホールでの開催実績もあります。
2019年度の年間総動員数は学生が主催するイベントとしては日本最大級の述べ2.5万人を記録し、その勢いは止まることを知りません。
全国5都市で開催された予選には59大学72チームが参加。
予選を突破した15チームに、敗者復活戦を勝ち上がった2チームを合わせた計17チームが全国優勝を競う決勝戦は、熱狂と感動の渦を巻き起こします。
有名なアイドルグループを担当する振付師や、数多くのアイドルのMVを手がける映像監督など、アイドル業界に関わる著名な方々を審査員に迎えて行われるステージパフォーマンスの審査では、ダンスだけでなく、衣装や演出、観客を魅了する力など、総合力が試されます。
また審査員による評価だけでなく観客投票も行われ、総合順位が決定します。
毎大会、MCやゲストに人気アイドルも出演し、日本のアイドル文化を盛り上げるイベントとして歴史を紡いできました。プロのアイドルと同じステージに立つことができる「ユニドル」は、女子大生たちの夢の舞台と言えるでしょう。

大会運営を支えるのは、大学生たちの熱意と情熱

ユニドルの運営は、主に大学生を中心とした実行委員会によって行われています。
先輩から後輩へと受け継がれる運営ノウハウは、学生たちの手によって磨き上げられ、大会の成功を支える重要な要素となっています。
しかしながら学生組織ゆえに、引き継ぎが上手く行かないことやスタッフの人数が安定しないなどの課題も抱えておりました。

現場の課題:安全確保、トラブル対応、そして顧客満足度の向上

来場者の安全確保、予期せぬトラブルへの迅速な対応、そして何よりも顧客満足度の向上。これらは大規模イベントを運営する上で避けて通れない課題です。
ユニドルにおいても、これらの課題に対し、より効果的な解決策が求められていました。

現場カメラ導入の背景:リアルタイムな状況把握と迅速な意思決定

「来場者全体の動きをリアルタイムで把握し、安全を確保するとともに、予期せぬトラブルにも迅速に対応したい。」
このようなニーズに応えるため、ユニドル実行委員会は、後援企業の株式会社AmaductioNの協力のもと、会場内に現場カメラを導入することを決定しました。

現場カメラの活用:多岐にわたる効果を発揮

会場に出入りする関係者などの全体状況の把握に活用

o ユニドル特有の課題として、関係者(出場チーム)が多く、関係者受付などの管理が煩雑になりがちだが、今回のカメラ導入により映像を通じて関係者受付の混雑状況を把握でき、関係者の入場案内がスムーズに行えました。

観客受付の混雑やトラブル発生などの状況把握

o 観客の受付エリアに設置されたカメラは、イベント来場者の流れをリアルタイムで捉え、混雑状況やトラブル発生時の状況把握に貢献しました。

観客投票状況の可視化と、サポートが必要な観客の把握

o 観客投票は専用サイトで行われますが、会場ホワイエで投票を行っている観客の様子をリアルタイムで確認することで、投票の進行状況を把握することができました。

o これにより、投票を終えていない観客やスタッフのサポートが必要な観客がいないかをリアルタイムで把握でき、より公正でスムーズな大会運営が実現しました。

場内の安全確保と効率的な人員配置

o 防犯カメラとの連携により、会場全体の状況を把握し、適切なスタッフ配置と観客誘導を可能にしました。

o これにより、来場者の安全確保と、より快適な観覧環境の提供が実現しました。

導入効果:運営効率の大幅向上と顧客満足度の向上

現場カメラの導入により、運営側はリアルタイムで状況を把握し、迅速な意思決定と対応が可能になりました。
これにより、運営効率が大幅に向上し、スタッフの負担も軽減されました。
また、トラブルへの迅速な対応や、より快適な観覧環境の提供は、来場者の満足度向上にも大きく貢献しました。

関係者の声:現場カメラは「まさに救世主」

• 齋藤心羽さん(ユニドル大会運営担当者)

「現場カメラは、まさに救世主でした。リアルタイムで状況を把握できることで、的確な指示を出すことができ、トラブルにも迅速に対応できました。」

• 日暮泰生さん(ユニドル大会運営担当者)

「スマートフォンを用いて手元で各ポジションの状況を即座に把握できることに加えて、モニターが設置されていた運営本部と現場との連携がしやすく、会場全体の状況をよりスムーズに把握できるようになりました。スタッフの負担も軽減され、より質の高い運営ができたと感じています。」

今後の展望:さらなる進化を目指して

ユニドル実行委員会は、今回の試験導入で得られた知見をもとに、今後の大会運営においても、監視カメラを有効活用し更なる改善を加えていく予定です。
今後、会場の規模拡大も予定されており、限られたスタッフ数で広い会場/大人数の出場者・関係者を管理する必要があるため、より効率的な運営を行いたいと考えています。
例えば、スマートフォンとの連携による遠隔監視ができるので、そのことを事前にスタッフ間で共有し、インカムだけの連絡だけでなく映像を観て総合的な意思決定をするなどオペレーションもさらに進化させたいという意見が出ています。

最後に

今回、現場見守る君はユニドル実行委員の方からとても高い評価を受けました。
限られた人数で運営をするにあたり、リアルタイム映像で常に状況を確認できる点は、現場見守る君の強みです。
また、設置もインターネット工事など不要のため、設置撤去にかかる費用と工数を大幅に削減でき、様々な会場で導入することができます。
カメラの閲覧方法についてもすぐに見ることのできるため大掛かりなパソコンなどの設定が必要ありません。

今回のような1日だけのイベントなどで現場見守る君は力を発揮します!
イベント関係者の皆様、人員や運営の効率化・経費削減などご検討の際はお気軽にお問合せ下さい。

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